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matrix · 异常档案 / ANOMALY DOSSIER
安達ヶ原の鬼婆、能にも歌舞伎にもなってるけど墓が実在する
福島の二本松。安達ヶ原の鬼婆。黒塚って言ったほうが通じるか。
話はこう。神亀3年(726年)、紀州の僧・東光坊祐慶が旅の途中で日が暮れて、安達ヶ原の岩屋に一晩の宿を乞うた。そこに住んでたのが鬼婆。祐慶が奥を覗いたら、人骨が累々と積み上がってた。逃げ出す祐慶を鬼婆が追う。祐慶が如意輪観音像を取り出して経を唱えると、観音が光を放って白真弓に矢をつがえ、鬼婆を射抜いた。
で、この鬼婆の墓「黒塚」が今も二本松にある。祐慶が建てた観世寺ってのも実在してて、鬼婆が住んでた岩屋も、出刃包丁を洗った血の池も、境内に残ってる。
能の『黒塚』、長唄の『安達ヶ原』、歌舞伎の『奥州安達原』、全部この話が元ネタ。……
SRC: 陸奥のからむし · 2024-03-23 · THE FRINGE / ANOMALY DOSSIERS